about washi art

「筆を使わず紙漉きで絵を描く!」新しいART

 

作品

↑これらの作品は紙に描いたものではなく、和紙造形の技法で色と形を漉き込んだもの。

 

和紙ARTは植物の繊維(楮:こうぞ)を使った、新しいアート

 

本格的な和紙を自宅で漉くことができる

和紙ARTは伝統的な紙漉きの技法を応用して「絵を描く」新しいアート。紙に筆で絵を描くのではなく、筆を使わず紙漉きで色と形を漉きこむのです。画材は植物の繊維(楮:こうぞ)を染色したもの。

従来の紙漉きは障子紙やはがきなど、主に消費する紙を作るものでした。和紙ARTは観賞するアートのための新しいKAMISUKI。これまでのように大がかりな道具は必要なく、自宅で楽しめるのが特徴。しかも楮(こうぞ)とねりを使っているので、本格的な和紙を自宅で漉くことができる。

 

 

流し漉き 和紙造形の紙漉き 和紙造形紙漉き2
従来の紙漉きは大がかりな
道具が必要
和紙造形は自宅で
楽しめる
染色した楮の繊維を
型に流し込む

 

[HOW TO]紙漉きで絵を描く「和紙アート」の制作方法はこちらのページをご覧ください。→

 

 

楮は平面から立体まで使える、マルチタスクなアート素材

半立体作品

和紙の原料である楮(こうぞ)は平面から立体まで縦横無尽に使える非常にマルチタスクな素材です。アーティストにとってこれほど興味深い素材はない。

楮の繊維を染色して、それを型に漉き込むことで絵を描くことができるし、紙粘土のように立体を成型することもできる。新しい素材を探しているアーティストにはぜひ一度使ってみてほしい。これまでにないノンジャンルの作品が生まれる可能性を秘めたミラクルな素材です。

楮以外にも繊維として使える素材は森に入れば、それこそ山ほどある。倒木の樹木や植物の皮を剥いで繊維を取り出すとそれがアートの素材になる。これら植物の繊維こそ、これからの時代に最もフィットした素材です。失敗しても水に浸すとまた繊維に戻るし、また楮は1年生なので刈り取っても翌年同じように成長する持続可能な素材であるから。

 

 

「Washi Art 展」@世田谷美術館はこちらからご覧いただけます

半立体作品

楮の繊維を染色して、それを型に漉き込むことで筆を使わず絵を描くことができ、また紙粘土のように立体を成型することもできる。平面から立体まで、楮を使いさまざまな表現を試みる新しいKAMISUKIの作品展です。

2014 WashiArt 展 →

2012 WashiArt 展 →

2010 WashiArt 展 →

 

 

 

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