第1回和紙造形公募展「漉き込まれたイメージ」

日時/5月19(水)〜23日(日) 場所/世田谷美術館
主催/日本和紙造形研究所

 

イメージを漉き込む。アートの新しい表現方法である「和紙造形」の公募展

色紙サイズから50号まで、個性あふれる多彩な作品が出品され、和紙造形の持つ表現の奥深さを感じさせるラインナップが揃う。平面作品だけでなく、一閑張りやインスタレーションなどもあり、作者の自由な想像力が際立つ、まさに五感に訴える刺激的な展覧会となる。

会場にはなにか新しいものが生まれようとするときのワクワク感で満たされる! 第1回和紙造形公募展「漉き込まれたイメージ」は新しいアートにふさわしい、燦めく感性あふれる和紙造形作品が一堂に会する最高の機会となり、すでに次回開催の期待も高まる。

連日100名ほどで、5日間で約500名の来場者がある。来場者には好きな作品を2点ピックアップしてもらい、感想なども記入してもらう(来場者の全投票数 249票)。

 

 

来場者の感想

「新しい風を感じました。自分の表現を見つけている人がいっぱいいて刺激になりました」

「和紙造形の技法、世界を初めて知り、感動いたしました」

「すてきな空間でした。色合いや素材がやさしくて自分もなにか創ってみたくなりました。ありがとうございます!」

「新しいことにチャレンジするエネルギーが伝わってきました」

「初めて見ましたが、すごく細かいモノだと思いました。作品によっては、印象が全く違うきづかい(色の重ね方)があって色々広がるなあと思いました」

「紙の表現のひろさ、みなさんの自由な発想・表現がとても素敵だなと感じました」

「ふでや版画等いろいろありますが、紙特有のふんいきが独特の味が出ているようです」

「和紙の面白さが全体に感じられ、楽しい作品でした」

「美濃和紙あかりアートに私達も参加するのですが、色々と参考になりました」

「楽しい、きれい、面白い、僕もやってみたいなあ」

 

 

来場者の投票結果 ベスト4

投票結果はベスト4とそれ以外の作品に大きな差はなく、どの作品にも興味が注がれていたようです。

 

red 佐藤千恵子

33票 red 820×1010mm 佐藤千恵子

 

来場者の感想

「色づかい、動き、リズム感を感じ、とても良いと思いました」

「色がとてもきれい。水彩画のようです」

「楮であれ油彩であれ、表現の源となる力強いImaginationがほしいと思います。そんな意味で『好きな作品』です。会場の作品の多様さが命 !!」

「紙の持つやさしさが感じられる作品ですね。初めて見ました」

「すきこみながら、曲線の出し方がすばらしい」

「可能性に益々、挑戦して下さい。期待しています」

「初めて見ました。あたたかく感じました」

 

 

首里金城の大アカギ 中野葉子

29票 首里金城の大アカギ 275×245mm 中野葉子

 

来場者の感想

「とてもリアルで自然がよく表現されていた」

「手間がかかると思いますが、絵の具とはまた違った趣があってやわらかい作品にしあがていて味がありますね」

「根気というか限りない精神を感じます」

「今、仕事でストレスがたまっていたので、とてもいやされました。元気をくださって、ありがとうございます」

 

 

子どもの時間 青木真奈美

27票 物言わぬシリーズ1―子供の時間― 455×379mm 青木真奈美

 

来場者の感想

「子どもの表情に感動しました。一番小さい孫がいつもこのような表情をしていたのを思い出しました。彼は今10才です」

「青木さんの作品も表情が面白いなあと思いましたよ」

「味わい深かった」

 

 

よるのあお 金安

27票 よるのあお 470×620mm 金安好江

 

来場者の感想

「深い色が出ていてよかったです」

「夜の深い『あお』のイメージがよくでていて、心に残った」

「色が美しい。こうぞの柔らかさときっちりとした線の対比がおもしろいです」

 

 

 

出品者別全作品

 

西山貴子 Takako Nishiyama

   

万華鏡

「万華鏡」 680×620mm

 

来場者の感想

「色々の楽しみがある」

万華鏡

「華」 275×245mm

万華鏡

「流れ」 275×245mm

   

 

 

石谷三保子 Mihoko ishitani

   

万華鏡

「multi-dimensional universe(多次元宇宙)」
727×606mm

 

来場者の感想

「和紙がこのような作品になる事にびっくりしました」

万華鏡

「genealogy of light(光の系譜)」 727×606mm

 

 

来場者の感想

「どれもすばらしい作品で、このような作品ができたらうれしいです」

 

 

青木真奈美 Manami Aoki

   

万華鏡

「物言わぬシリーズ1
 ―子供の時間―」
 455×379mm

万華鏡

「物言わぬシリーズ2
 ―大人にしか分からない事―」
 455×379mm

万華鏡

「物言わぬシリーズ3―言葉―」 455×379mm

 

来場者の感想

「目に訴える力があり、何か話をかけたくなりました」

 

 

 

 

佐藤千恵子 Chieko Satou

   

万華鏡

「green」 820×1010mm

 

来場者の感想

「力強くいきいきとが感じられた。色がほのかでそのわりに人間がせまる感じ」

 

万華鏡

「red」 820×1010mm

万華鏡

「yellow」 820×1010mm

 

 

 

 

金安好江 Yoshie Kaneyasu

   

万華鏡

「よるのあお」 470×620mm

 

 

 

 

   

 

 

木賀陽子 Yohko Kiga

   

万華鏡

「Enjoy Rice」 1167×1167mm

 

来場者の感想

「題名のインパクト、色彩の使い方が新鮮」

「楽しい想像力の豊かさを感じました。ありがとうございました」

 

 

 

 

   

 

 

中野葉子 Yohko Nakano

 

万華鏡

「首里金城の大アカギ」 275×245mm

 

万華鏡

「鯉のぼり」 275×245mm

 

来場者の感想

「新鮮さと色々な可能性を感じました。ありがとうございます」

「とても素敵!」

 

 

 

上原奈實 Nami Uehara

 

万華鏡

「童話青い鳥から『チルチルとミチル』」 590×710mm

万華鏡

「童話青い鳥から『青い鳥』」 590×710mm

   

来場者の感想

「チルチルとミチルの仲良し、夢がある」

来場者の感想

「色合いのバランスがすごく良くて、形がはっきりしていて好き」

「今、仕事でストレスがたまっていたので、とてもいやされました。元気をくださって、ありがとうございます」

 

 

大門みずほ Mizuho Daimon

 

万華鏡

「時の色」」 850×450mm

 

来場者の感想

「とても素敵です。和紙のおもしろさが出ています」

「紙の持つやさしさが感じられる作品ですね。初めて見ました」

万華鏡

「ある街の風景」 850×450mm

 

 

 

来場者の感想

「ある街の風景---濃淡の色彩がうまく生かされていた」

「和紙本来の色でシンプルなんだけど、見ている人に想像させるような作品」

 

 

鹿野敬子 Keiko Kano

 

万華鏡

「ZEBRA」」 320×820mm

 

来場者の感想

「個性のある作品で楽しませて頂きました」

 

 

 

 

大森 誠 Makoto Ohmori

 

万華鏡彩り紙

「彩り紙」」 1800×450mm

 

来場者の感想

「音がでて、すごかったです」

 

 

 

 

社会福祉法人試行会 青葉メゾン Aoba Maison

 

万華鏡

「一閑張り」」

 

来場者の感想

「表面の肌ざわりがおもしろく、遠くからみたら陶器のようにみえました。色合いが好きです」

 

 

 

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