和紙造形本科通信講座のテキスト見本
通信講座のテキストは写真付き。具体的で詳細でわかりやすい
この通信講座では、下記のようにテキストにしたがって制作したものを送付していただき、こちらで受け取ったものを見て確認いたしますので、具体的で的確なアドバイスができます。
受講生が第1単元で送付するのはおもに次の5点です。
○ねり → ペットボトルに入れて送付
○素材(水・楮・ねり) → ペットボトルに入れて送付
○漉いた和紙
○制作シート(制作中の疑問点や感想などを記入したもの)
○送付確認シート(送付忘れをなくすためのチェックシート)
まず最初に、全体の流れを把握する
下のテキスト見本↓をご覧ください。
テキストの最初のページとなる「第1単元 講座の流れ」では、事前に準備をすることの説明と、実技にとりかかり、そして制作したものをこちらに送付するまでの全体の流れを説明しています。
1ページ目「第1単元 講座の流れ」
教材について
この単元で使用する教材(こちらから送付します)の確認です。それと、その教材以外にペットボトルやボールなどが必要となります。どんなものが必要か写真入りで説明しています。
2ページ目「和紙造形通信講座 教材について」
楮について、道具について
ここから第1単元のカリキュラムとなります。まず、「楮について」「道具について」などの説明です。
3ページ目「和紙造形 第1単元 カリキュラム」
ねりについて、ねりの作り方
先ほどの続きで、今度は「ねりについて」の説明です。ここではねり剤を使いますので、その作り方の説明をしています。ここで作ったねりはペットボトルに入れてこちらに送付してもらいます。
こちらでは届いたねり剤をみて、その濃度を確認します。問題があれば、その解決方法のアドバイスをいたします。
3ページ目「和紙造形 第1単元 カリキュラム」
素材の作り方
次に素材の作り方の説明です。写真とテキストでわかりやすく、しかも注意点は赤字にして説明しています。 この素材も出来上がったものをペットボトルに入れて送付していただきます。
こちらではその素材を確認して、水の量や楮の繊維の量、そしてねりの量が多いとか少ないとかを判断します。また、攪拌が充分できているかなども判断します。
4ページ目「素材の作り方」
このようにして、この後の5ページ目、6ページ目は和紙造形の漉き方、ムラのなくし方、そして板干し乾燥の仕方などを、写真とテキストで具体的に詳細に、わかりやすく解説していきます。ここで漉いた和紙も乾燥したものを送付していただきます。
第1単元では、ペットボトルに入れた「ねり」と「素材(水と楮とねり)」、そして漉き上がった「和紙」を送付していただき、こちらでそれら実物をみて、いろんな角度からアドバイスをしていきます。20年以上培った経験がありますので、受講生からは、非常にわかりやすく的確なアドバイスだと評価を得ています。
【和紙造形 第1単元 制作シート】
実技制作中は↓このような制作シートにそのつど、疑問点や感想などを記入していきます。先ほどの送付するものにこの制作シートも添付します。
7ページ目「第1単元 制作シート」
【和紙造形 第1単元 送付確認シート】
↓最後に送付する時に、送付し忘れないように「送付確認シート」というチェックシートもつけています。
この送付確認シートに記載されているものをすべて発送したら、あとは添削を待つのみです。
8ページ目「第1単元 送付確認シート」