for senior
年齢にかかわらず、生涯学習として楽しめる
和紙造形は新しい技法。誰もが同じスタートラインからはじめられる
従来の紙漉きでは体験ワークショップで制作するのは、白い和紙を漉いたり、せいぜい植物を漉き込んだりする程度なので、これを何度も継続して楽しもうという人はそう多くはありません。
和紙造形は「紙漉きで絵を描く」というもの。絵画と同じように一生楽しめます。それに絵心がなくても水が模様を作ってくれるので、入りやすいのです。無理に絵を描く必要はありません。染色した色楮を流し込むだけでも面白い和紙ができる。下記参照。
[シニアいきいき大学]
渋谷区シニアいきいき大学で月2回・10単元の和紙造形講座を開いています。現在恵比寿教室と千駄ヶ谷教室の2カ所あります。2010年10月スタートの募集がもうじきはじまります。興味のある方で渋谷区在住であればこちらまで→シニアいきいき大学事務局 TEL:03-3469-2401
[和紙造形アートスクール]
和紙造形アートスクールにもシニアの方が受講されています。70代後半になって和紙造形をはじめられた方もいまだに継続しています。年齢にかかわらず楽しめるのは、それぞれのペースで進められるから。和紙造形アートスクールのサイトはこちらから→
[何人かで集まって講座開催]
地元で何人か集まれば、こちらから道具・材料を持ってうかがいます。広めのスペースがあればご自宅でも、また地元の公共施設を使用してもいいです。料理室がおさえられれば理想的ですが、普通の会議室でもよく行っています。その場合水はトイレから汲んできます。
○受講者は下記の写真のようなテーブルを2名で使う。これ以外に素材を置くテーブルも1台必要。
○材料は楮(こうぞ)とねりを使用。すべてこちらで用意します。
○1回の所用時間2時間〜。
↑このようなテーブル1台を2名で使う。 W1800mm×D450mm×H700mm |
↑1名が使う道具。左右約70cm。 |
←いろんな色を流し込んで、落水をした和紙
グラデーションを作るのも楽しい。また、この和紙を使って封筒にすることもできる。
封筒の作り方
黒線にそってスジをいれておく | 赤線にそって水を含んだ筆で湿らせる | 手で引きちぎって耳をだす |
スジにそって折り曲げ、糊づけする | 封筒の完成 | 表面 |
一閑張り
カゴに和紙を張って柿渋を塗るとカゴが丈夫になり、また防水や防腐の効果もでる。
○一閑張りに関して詳しくはこちらをご覧ください→http://kunitakawashi.jp/
○裏千家の支部で開催した「干菓子器を作ろう」workshop_higashiki.html
○和紙造形アートスクール一閑張り本科コース。体験コースもあります。
http://washizokei.jp/ikkannbari_honka.html
○一閑張りも何人かで集まれば講座を開催できます。所用時間2〜3時間
和紙あかり
和紙の最も効果的な使用法はあかりのシェードとして使うこと。光を通すことで、楮の繊維の動きがよくわかる。特に自分で漉いた和紙はユニークな表情をかもしだす。
○和紙造形アートスクールのクラフト工芸コースで和紙あかりを制作します。
○和紙あかりも何人かで集まれば講座を開催できます。所用時間2〜3時間を2回。1日目シェード作り。2日目あかりに仕上げる。
目黒区和紙造形会で行った和紙あかり講座→和紙あかりワークショップ